シモンズのマットレスの秘密

ベッドに使用するマットレスの中で、現在最も寝心地が良いと考えられているのが、米国のベッドメーカーの老舗であるシモンズが開発したポケットコイルスプリングでしょう。

一つ一つのコイルスプリングを独立させ、丁寧に袋の中に入れています。コイルスプリングをボンネルコイルスプリングのように連結させないで独立させるメリットは、身体のラインにそっておしりや背中、頭などの出ている部分は深く沈み、腰や首などのへこんでいる部分は沈みません。身体を点で支えることになり、これが寝心地の良さにつながっています。ポケットコイルスプリングの歴史は意外と古く、1925年にまで遡ります。シモンズはいち早く機械化に成功し、大量生産を可能にします。

日本国内には1964年に進出し、その際には、日本ベッドやドリームベッドなどとも手を組んで、日本人の体型や体質にあったマットレス製造に着手しています。当時は、まだまだ畳の上に布団を敷いて眠る人が多く、ベッドで眠ると言えば、どこかハイカラな印象を与えたものです。しかし、今ではより快適な眠りを求めて、布団からベッドに替える方も増えています。布団の上げ下げから解放されるというのもベッドの魅力です。ただポケットコイルスプリングは最高の寝心地を与えてくれるのと引き換えに、耐久性に難があります。シモンズなどハイクラスのものであれば10年程度は大丈夫ですが、量販店に置いてあるようなポケットコイルスプリングのマットレスは、4~5年程度で変形が出てくる場合が多いです。

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